小学生はランドセルでないといけないのか?と疑問をお持ちの方へ。
「小学生=ランドセルってイメージがあるけど、どうしてですか?ランドセルでないといけないのでしょうか?」
「ランドセル以外の選択肢も考えています。周りがランドセルの中、一人だけ違うとからかわれたりしないか心配です。」
ランドセル以外のもの…と考えると、悩んでしまいますよね?
「小学生のランドセル重すぎる問題」もある通り、ランドセル不要論は昔からあります。
当記事では、ランドセルでないといけないのか?他のものでもいいのか?についてまとめました。また日本独自の文化でもあるランドセルの歴史にも触れていきます。
どうぞご覧ください。
小学生はランドセルでないとダメ?
「小学生=ランドセル」というイメージありますよね?
地域によってはランドセル以外のリュックを指定しているところもあります。しかしほとんどがランドセルを背負って通学しています。
実は文部科学省の見解として
ランドセルは国として義務化も推奨もしていない
と明記しています。つまり、ランドセルでなくてもいいということです。
しかし学校によっては、入学の準備などの冊子にカバンにランドセルを指定していることもあるにで、よく確認してください。特に明記されていなければ、ランドセルでなくてもいいのです。
日本ではすでにランドセルは文化となってしまっているので、難しい面もあります。
ランドセル不要論はなぜ消えない
ランドセルはいらないと言われる理由といえば、以下の2つです。
- 高い
- 重い
高い
もちろんピンキリですが、3〜7万円くらいです。オーダーメイドなら10万円も超えます。
一方で6年間使うなら安いという意見もありますが、機能が変わらない布製リュックと比べれば格段に高いでしょう。
重い
ランドセルの重さは1、2〜1、8キロくらいです。皮を使ってると重いです。比較的軽い人工皮でも1、2キロはします。
教科書の拡大化に伴い、ランドセルも大きくなっていることも要因の一つです。
ランドセル以外の選択肢
ランドセル以外だと布製リュックが一般的です。より見た目をランドセルに近づけた商品もあります。
しかし、人と違うリスクもあります。見た目・素材がランドセルと違うことで、からかわれるリスクです。
今は多様性の時代で、ランドセルに固執する必要はありません。ただし子供は純粋になぜみんなと違うのかをきいてくるものです。明確な答えを本人が言える、またh気にしない性格ならありでしょう。
周りと違うのはイヤ・ランドセルがいいなど、本人の意思に反するようならやめた方がいいです。
もっと自由でいいと思うのですが、難しい問題です。
ランドセルの歴史
そもそもなんでランドセルが定着したのか?歴史を見ていきましょう。
ランドセルの語源はオランダ語のリュックを意味する「rase」からきていると言われています。
元々は明治時代に軍用のリュックとして、革製のリュックが使用されていました。通学カバンとして使われるようになったのは、1885年(明治18年)学習院初等科で通学用カバンとして起用したのが始まりです。
皮を使っていたため高級品で富裕層だけのものでした。庶民は風呂敷や布製のカバンを使っていました。
ランドセルが庶民にも広まったのは、昭和30年以降の高度経済成長期からです。人工皮革の登場が影響しています。
その後2000年代には黒赤以外の色も一般的になり始めました。
以上、「小学生はランドセルじゃないとダメ?なんでランドセルじゃないきゃダメなの?ランドセルの歴史から考える」でした。
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