損害保険の基本|火災・地震・自動車保険【FP資格への道その9】

FP資格への道

ファイナンシャルプランナー3級を目指している方へ。一緒に勉強しませんか?

当記事は、筆者がFP資格のために勉強したものをまとめたものです。本日はその第9弾です。

民間保険の一つである損害保険について、まとめます。

損害保険といえば、自動車保険、火災保険、地震保険などがあります。多くの人が損害険に加入している保険ですよね。

損害保険は生命保険とは違う性質があるので、しっかり学んでいきましょう。

どうぞご覧下さい。

損害保険とは

損害保険
偶然のリスク(事故、災害)で発災した損害を補填するための保険

損害保険にはいくつかの基本原則があります。

大数の法則とは
少数では何の法則もないことでも、大数でやると一定の法則があること。
例えば、サイコロは何万回と振ると、ほぼ均等に目が出る
収支相等の原則とは
契約者が払う保険料と保険会社が支払う保険金と経費は等しくなるように算定される。
保険会社の収入(保険料+運用利益)=保険会社の支出(保険金+経費)
給付・反対給付均等の原則とは
危険度に応じた保険料を負担しなければならない
利得禁止の原則
保険金の受け取りによって儲けを得てはいけない。損失額を限度に保険金が支払われる

火災保険

火災で生じた建物や家財の損害を補填する保険。火災以外に落雷や台風などの災害による損害も補填します。

住宅火災保険
火災・落雷・風災による損害を補償した火災保険。住居用の建物とその建物内の家財を対象とした保険。火災・落雷・爆発・破裂・風災・ひょう災・雪災
住宅総合保険
住宅火災保険よりも補償範囲を広げた保険。
火災・落雷・爆発・破裂・風災・ひょう災・雪災・水害・盗難・持出家財の損害・地震・噴火・津波

地震保険

地震・噴火・津波によって起きた火災は火災保険の補償対象外です。それらに備えるためには、地震保険に加入しなければいけません。

  • 火災保険とセットで加入しなければならない(単独ではダメ)
  • 住宅と家財が補償対象
  • 保険金額を火災保険の30〜50%の範囲で設定できる
  • 損害の程度に応じて保険金が支払われる

自動車保険

強制加入の自賠責保険と任意加入の民間保険があります。

自賠責保険は、すべての自動車の所有者と運転者が必ず加入しなければいけません。

  • 対人賠償事故のみ(加害者の怪我は対象外)
  • 死亡事故‥最高3000万円
  • 損害事故‥最高120万円

任意の自動車保険には様々な保険があります。例えば、

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故保険
  • 無保険車傷害保険
  • 車両保険
  • 人身傷害補償保険

損害保険

日常生活での様々なケガに対する保険

  • 普通傷害保険
  • 交通事故傷害保険
  • 国内旅行傷害保険
  • 海外旅行傷害保険

賠償責任保険

偶然の事故によって、損害賠償責任を負ったときに補償される保険

個人賠償責任保険
他人にケガをさせり、他人のものを壊したときに備える保険

以上、「損害保険の基本|火災・地震・自動車保険【FP資格への道その9】」でした。

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