お年玉の使い道は?すぐに使うのはよくない?

お年玉の使い道は?すぐに使うのはよくない?

子供のお年玉の使い道が心配な方へ。

「子供のお年玉の使い方が気になります。もらったお年玉をすぐに使ってしまうのですが、良くない気がします。お年玉を使わないように、管理すべきでしょうか?」

「子供が大金を持つのは、教育に良くないでしょうか?普段のお小遣いでお金の教育をしているつもりですが、お年玉の扱いに悩んでいます。」

確かに子供がお年玉を使っていると、不安になりますよね。

親としては子供の無駄遣いを止めたいですし、苦労せず手に入れたお年玉で買い物をするのは良いものか、考えてしまいますよね。

当記事では、お年玉の使い道についてお話しします。

  • お年玉は子供に使わせるべきか?
  • どんなものを買うべきか?

お年玉普段のお小遣いとは違い、金額も大きくなります。こんな時こそ、子供にお金の勉強してもらいましょう。

どうぞご覧ください。

お年玉の使い道

お年玉は子供にとって、苦労せず大金が手に入る一大イベントです。

子供によっては、お年玉だけで数万円が手に入ります。普段は手にしない大金ですよね。

親としては、子供のお年玉の使い道が気になります。

お年玉の使い方ランキング


小中学生 高校生
1位 貯金 貯金
2位 お菓子 友達と遊ぶ
3位 ゲーム・おもちゃ 洋服
4位 文房具・雑貨 音楽関係(CD・ヘッドフォン)
5位 本・マンガ 本・マンガ

こんな感じです。

貯金が1位なのは親がさせているというのも要因です。また子供自身に欲しいものがないという子もいるようです。

その他はお小遣いの延長、お菓子や漫画。少し高くて普段は買えないゲームやCDなどとなっています。

すぐに使うのは良くないの?

子供がお年玉をすぐに使ってしまうと、心配になりますね。無駄使いをさせたくないと思いますよね。

しかし、もう一度よく考えてください。

無駄遣いはいけないことでしょうか?貯金することが良いことなのでしょうか?

お年玉を含めたお金を使うという事は、お金の勉強になります。

たとえ、親から見たら無駄遣いに見える行動も子供には必要です。

お金を使ったらなくなること、何を買おうか悩むこと、使ったことを後悔すること

お金の勉強は学校では教わりません。家庭で教えてあげましょう。

お金を使う経験は、子供のうちからするべきです。大人になってからのお金の失敗は取り返しがつかなくなる可能性があるからです。

借金をして、生活が立ち行かなくなることもあります。大人のお金の失敗の原因は、お金に対する無知です。

対して、子供のお金の失敗はたかが知れています。最悪でも、手元のお金がなくなるだけでしょう。

子供のうちにお金の失敗はするべきです。失敗をする経験から学ぶこともたくさんあります。

お金の正しい使い方とは?

お金の正しい使い方とは何なのでしょうか?

子供にとって将来のためになることでしょうか?漫画やお菓子を買うのは、無駄遣いでしょうか?

お金は貴重なものです。無駄遣いはいけないようですが、使って幸せならそれでいいんです。幸せなら無駄ではないんです。

子供に貯金させる意味

豚の貯金箱

子供のお年玉を預かって貯金する家庭は多いです。

その理由は、子供にお金を使わせたくないというのが大きいでしょう。

しかし貯金したお金は、ないのと同等だというの覚えておきましょう。

貯金したお金に、金利はほぼゼロで投資にもなりません。それどころか、お金自体の価値は年々下がってきます。

10年前の100万円と今の100万円は価値が違うのです。ほぼ毎年物価が上がっています。

するとお金の価値は下がります。

つまり10年間貯金をしておいても、そのままでは損をしてしまうのです。貯金をするときは、そのことを気に留めておきましょう。

お年玉の使い道は人それぞれ

親としては子供のお年玉の使い道が気になると思いますが、まずは自由にしてみてはいかがでしょう。

お金に対する考え方、使い道は子供によってだいぶ違います。

  • あったらある分だけ使ってしまう子
  • 貯金して全く使わない子
  • 計画的に欲しいものを買う子

自分の子がどんなタイプかいちど自由に使わせてみましょう。

そして、それぞれのタイプに合わせて、親がお金の管理をしてあげると良いでしょう。

まとめ

お年玉を使う事は悪いことではありません。使うこともまた勉強になります。

親としては心配になりますが、暖かく見守ってみましょう。


以上、「お年玉の使い道は?すぐに使うのはよくない?」でした。

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