ファイナンシャルプランナー3級を目指してる方へ。一緒に勉強しませんか?
当記事は、筆者がFP資格のために勉強したものをまとめたものです。本日はその第一弾です。
- ファイナンシャルプランナーとは
- ファイナンシャルプランナーの倫理
- ライフプランニングの手法
これらについて、まとめます。FPの業務範囲、実際にお客さんのライフプランニングをするときの知識が学べます。
どうぞご覧下さい。
ファイナンシャル・プランニングとは
このファイナンシャル・プランニングを専門的に行う人をファイナンシャル・プランナー(FP)といいます。
ライフデザインは一人ひとり違います。例えば、
- 結婚したいorしたくない
- 子供は欲しいor欲しくない
- 家を買うor賃貸に住む
- 老後はどこに住む
などなど。個人の価値観や生きがいをもとに決めていきます。
これらライフデザインをもとに人生設計を立てることをライフプランニングといいます。例えば、
- 30歳 結婚
- 35歳 第一子誕生
- 40歳 家購入
- 60歳 退職
FPの職業的原則
顧客への適切なプランニングをするため、様々な情報を知ることになります。
- 収入、資産
- 負債
- 家庭の事情
これらの情報を扱うために、FPは原則を守り顧客の信頼を得ることが大事になります。
- 顧客の利益優先
- 秘密の保持
顧客の利益を優先するプランニングを行うこと。顧客の個人情報を顧客の許可なく、第三者に漏らしてはいけない。(ただし、専門家に判断を仰ぐ場合など、FP業務に必要ならok)
ファイナンシャル・プランニングと関連法規
FP業務は保険、税務、法律などさまざな分野にわたります。しかし、税理士や弁護士の専門家しかできない業務の領域を侵してはいけません。
- 法律判断や法律事務をしてはならない
- 税務相談や税務書類の制作をしてはいけない
- 投資判断の助言をしてはならない
- 保険の募集や勧誘をしてはいけない
資格なければ、その分野な説明や判断をしてはいけないのです。例え、無償でも。
ライフプランニングの手法
ライフイベントの中でも特にお金がかかるのが、教育資金、住宅取得資金、老後資金です。
ライフプランニングの手順
- 顧客の希望や現状をきく
- 顧客からの情報をもとに問題点を分析する
- 問題点の対策とプランを考える
- プランの実行を支援する
ライフイベント表
家族のライフイベントと必要な資金をまとめた表
図
キャッシュフロー表
ライフイベント表と収支に基づいて、将来の収支と貯金の予想をまとめた表
図
収入は年収ではなく、可処分所得で記入します。
可処分所得=年収−(社会保険料+所得税+住民税)
変動率は、昇給率、物価上昇率のことです。
n年目の収入額または支出額=現在の金額×(1+変動率)^n
電卓で累乗計算をする方法
(1+0.01)^2の場合 1+0.01× ×=
(1+0.01)^3の場合 1+0.01× × ==
(1+0.01)^4の場合 1+0.01× × ===
個人バランスシート
ある時点における資産と負債のバランスを見るための表
- [資産]
- 預金 300万
- 株式 100万
- 投資信託 100万
- 生命保険(解約返戻金相当) 80万
- 自宅 3500万
- 車 100万
- 資産合計 4180万
- [負債]
- 住宅ローン 2800万
- 車ローン 90万
- 負債合計 2890万
- 純資産合計 4180 万
資金計画に用いる係数
終価係数
元本を複利で運用したとき、一定期間後いくらになっているか?
例 100万を年利2%で運用したときの5年後の金額は?
現価係数
一定期間後に目標金額に達するために必要な元本は?
例 年利2%で5年後に100万になるためには、元本はいくら必要か?
年金終価係数
毎年積立てたとき、一定期間後いくらになっているか?
例 年利2%で毎年20万円を5年間積み立てたとき、5年後の金額は?
減債基金係数
一定期間後に目標金額に達するために、毎年いくら積み立てればいいのか?
例 年利2%で5年後に100万を用意するためには、毎年いくら積み立てる必要があるのか?
資本回収係数
元本を複利で運用しながら、一定期間で取り崩したときの毎年の受け取り額は?
例 100万を年利2%で運用しながら5年間で取り崩した場合の毎年の受取額は?
年金現価係数
一定期間ずっと一定額を受け取るために必要な元本は?
例 5年間にわたって20万円ずつ受け取る場合、年金2%のとき、必要な元本はいくらか?
以上、「ファイナンシャルプランナーとはどんな資格なの?分かりやすく解説」でした。
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