子供にスマホを持たせることで、視力低下につながるのでは?と心配な方へ。
「子供がスマホを使うことで、視力に影響はあるのでしょうか?」
「子供の目が悪くなるようなスマホの使い方があったら、教えてほしいです。」
親として、子供の目の影響は気になりますね。
スマホと顔の位置は近いですし。放っておけば、いつまでだって見ているし
当記事では、子供のスマホ利用が視力にどんな影響を与えるのかをお話しします。
子供の目が心配な方へ。
スマホは今や必需品です。全く使わないということはできないのですから、うまく付き合っていきましょう。
まずは近視にならないために、するべきことから知っておきましょう。
スマホは視力に影響する?しない?
結論から先に言えば、影響します。
そもそも目が悪くなる原因は、
- 親からの遺伝
- 生活環境
この2つです。
スマホは生活環境の1つとして、視力の悪化に影響しています。
スマホに限らず、ゲームや本・マンガ・パソコン・タブレットなど、近くで見る・作業するものは、視力悪化の原因になります。
スマホと近視
スマホで目が悪くなると言えば、近視です。
ふだんスマホで近くばかりを見ていると起こります。
ピントを合わせる筋肉が近くを見るピントで固まってしまう。または、ピントを合わせる筋肉自体が疲労してしまうことによって、遠くにピントが合わなくなるのです。
- 近くばかり見ている
- 小さな画面上だけでキョロキョロ視線を動かしている
これが、スマホで目が悪くなる原因です。
スマホで近視になるのを防ぐには、長時間スマホを見続けないことです。連続で2時間以上は避けるようにしましょう。
休憩を入れたり、遠くを見たりして目を疲れさせないようにしましょう。目の運動、トレーニングも効果的です。
スマホと遠視
スマホは遠視には、影響しません。
遠視はほとんどが遺伝です。スマホで遠視になることはありません。
スマホとスマホ老眼
夕方になるとピントが合いにくい、見ずらいという人はスマホ老眼かもしれません。
普通の老眼は、過労が原因で近くのものにピントが合わなくなることですが。スマホ老眼は年齢に関係ありません。
スマホ老眼の症状は一時的なものですが、毎日スマホで目を酷使し続けると、スマホ老眼は定着してしまします。
そうならないためには、目を休めることが大切です。
ブルーライトは目に影響する?
ブルーライトは、テレビなどの画面から出ている光線です。紫外線・赤外線の仲間です。
テレビにほかにパソコン・ゲーム機・タブレットやスマホの画面からも発せられています。
ブルーライトは視力に影響するのか?
影響しないという研究もあれば、視力低下につながるという結果もあったりして、正直分からないんですよね。
今のところは視力低下には関係ないほうが、優勢のようです。
とは言え、視力以外全く影響がないわけではありません。
- 目の疲労
- 眠りにくい
- 日焼けする?
様々なうわさの真偽をお話しします。
目の疲労
スマホは目から近いので、ブルーライトを多く浴びてしまいます。目が疲れる原因になっています。
フィルムやメガネなどでブルーライトをカットすることで目の疲労を軽減することができます。
眠りにくい
ブルーライトはとても強い光なので、睡眠に影響するといわれています。
脳の中の時間の感覚が、狂ってしまうんです。そのため、夜なのに眠れない…となるわけです。
少なくとも寝る2時間前には、スマホを見るのをやめましょう。
日焼けする?
ブルーライトで日焼けするという噂は、前からあります。
ブルーライトの光を目が浴びることで、太陽の光と勘違いして、肌が日焼けの原因となるメラニンという物質を作り出してしまう…というものです。
ただ真偽のほどは、よく分かっていません。学者の中でも意見が分かれているんです。
念のため、ブルーライトをカットするように対策しておきましょう。
姿勢が良くない
スマホを見るとき、どうしても視線は下がります。すると、首がこる・肩がこるなどの悪い影響が出てきます。
猫背にもなるので、姿勢が悪くなってしまいます。慢性化することで、二重あご・首のしわ…へとつながっていきます。
姿勢は一度くせがついてしまうと、治すのが大変なので特に子供は注意しましょう。
まとめ
スマホを使うだけで、視力が悪くなるわけではありません。
長時間使用することで、悪い影響が出てきます。スマホを使うときは、休憩をはさみつつ、長時間にならないようにしましょう。
以上、「子供のスマホは視力に影響する?近視を防ぐために親がするべきこと」でした。
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