お年玉の渡し方で悩んでいる方へ。
「お年玉を用意したけど、どうやって渡せばいいかわかりません。」
「みんなが集まっているところで渡すのは気が引けるので、こっそり本人だけに渡したいです。でも、それってマナー違反なのでしょうか?」
そこまで厳格ではありませんが、お年玉にもマナーがあります。大人として最低限のマナーは守りましょう。
お年玉のスマートな渡し方を知りたい方へ。
もらう立場だった子供の時は、意識していませんでしたが、いざ渡す立場になると難しいですよね。
当記事では、お年玉の渡し方についてお話しします。
- いつ渡すのか?
- 誰に渡すのか?
- 渡すときのマナーは?
面倒臭いことですが、いろいろと配慮しないといけないことが多いんです。相手の親とか。金額を合わせたり…。お返しをしたり…。
独りよがりでお金を配る行事ではないのです。勝手な行為は親戚の反感を買いますので、気をつけましょう。
当記事を読めば、お年玉の渡し方で足並みをそろえることができます。堅苦しいですが、年に1度のことです。周りに合わせることも大切です。
どうぞご覧ください。
お年玉はいつ渡す?
お年玉はいつ渡すのが良いのでしょうか?
- 1月7日まで(関東)
- 1月15日まで(関西)
これが基本です。
元日、新年の挨拶「あけましておめでとうございます」した後のタイミングが一般的でしょうか。家族全員が顔を合わせますし。
親が仕事でいない家庭では、夜に家族揃ってお年玉というところもあるでしょう。
そこは各家庭それぞれです。その家庭のタイミングに合わせましょう。
お正月に帰省などせず、挨拶によっただけの場合は、会ったときに渡すのが良いでしょう。
お年玉は誰に渡すべき?
お年玉は基本、本人に手渡しです。
では次の場合はどうでしょうか?
- 本人がいない時
- 本人が幼い時
- そもそも帰省していない時
その場にいない子には渡す?渡さない?
お年玉渡すとき、その場にいない子っていますよね。
- 帰省していない大学生とか
- 帰省のタイミングが合わない親族とか
この場合はどうするのか?
自分の子供はもらっているので、あげなきゃいけないという場合は、親に預けましょう。親とも顔を合わせないときは、送ってあげましょう。
現金は普通の郵便では、送っていけないことになっています。必ず現金書留を利用しましょう。
その場にいない子には、あげないというのもありだと思います。あげないことはマナー違反ではありませんから。
そこは自己判断や親族同士の話し合いで決めましょう。
本人が幼いときは?
幼稚園児くらいなら、お金を渡してもオーケーでしょう。金額も知れているでしょうし。
(親が後で没収するかもしれませんが)
1歳、2歳くらいの小さい子供の場合は、お金よりお菓子の方が喜ばれるかもしれませんね。お年玉袋にちょっとしたお菓子を詰めてあげましょう。
お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒にもらえると嬉しいでしょうし。
幼い子にお年玉を出すかは、自己判断ですし、親族同士の話し合いで決めても良いでしょう。
お年玉の渡し方のマナー
お年玉を渡すのにもマナーがあります。
「はい」と言って渡すのも、大きく間違ってはいないです。しかしせっかくですから、きちんとしたマナーで渡したいですよね。
お年玉のマナーを理解するためには、年玉の起源を知るとより理解できます。まずは「お年玉とは何なのか?」をお話しします。
お年玉の起源
最初のお年玉はお金ではなく、お餅でした。お正月、家長がお餅を配ったのが起源と言われています。
お餅がいつしかお金へと変わっていきました。
親の見ている前で渡す
家庭によっては、お年玉の管理を親がしているところもあります。
そんなとき子供が誰からいくらもらったのか把握しておきたいものです。お年玉は親の見ているところで渡しましょう。
声掛け
「はいよ」や「あけましておめでとう」と言うだけでも構わないのですが。せっかくなら、子供の印象に残る声かけをしてみませんか?
例えば
- 「今年もも頑張れよ」
- 「今年から中学生だね」
など。そんな一言で子供は嬉しいものです。自分を見てくれていると感じられるからです。
お年玉を渡すマナーもあれば、もらうマナーもあります。
お礼を言うのはもちろんですが、嬉しいあまり相手に失礼な態度をとっていませんか?特に子供は要注意です。
粗相のないように、子供にはよく言って聞かせておきましょう。
参考記事
まとめ
大人にとってのお年玉は高い出費で懐に痛い行事です。少し憂鬱になるくらいに。
しかし自分が子供の頃を思い出してみてください。
お年玉をもらうとうれしかったですよね。もらった分を返すつもりで、あなたも嬉しい気持ちで渡してあげてください。お祝いですから。
以上、「お年玉の渡し方|いつ渡すのがベスト?スマートなタイミングは?」でした。
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