読書感想文を書くにあたって、書きやすい方法をご紹介します。
「読書感想文を書くために読む本を探しています。何かオススメがあったら、教えてほしいです。」
「とにかく読書感想文が書きやすい内容の本が知りたいです。」
苦手に思っている人も多い読書感想文。どんなジャンル・内容の本でも、読書感想文は書けます。
しかし、読書感想文が書きやすい本ってのはあるんです。
ただでさえ書くのが憂鬱な読書感想文です。なるべく書きやすい方を選んで、終わらせてしまいましょう。
当記事では、書きやすいを条件に読書感想文におすすめの本をご紹介します。
読書感想文を書くのが苦手だって人でも、本の選び方1つで少しは辛さが減少するのではないでしょうか。
本は嫌い・読まないって子にも読みやすいように内容も面白い本を選びました。難しい堅苦しい本はないので、安心してください。
どうぞご覧ください。
書きやすい読書感想文の本の選び方
読書感想文はめんどくさいし、嫌いだって人も多いですよね。せめて読む本だけは、書きやすい本を選びましょう。
そこで読書感想文のための本を選ぶポイントをお話しします。
- 大前提として面白いこと
- 教訓のある内容
- 社会事情を反映したもの
これらのポイントを押さえた本がオススメです。
ちょっと、とっつきにくいと思われるかもしれませんが大丈夫です。子供向けの本でも、このような内容を含んだ本はたくさんあります。
逆に子供に人気の冒険もの・ファンタジーものは読むのは楽しいですが、読者感想文の本としては不向きです。
「面白い・ワクワクする」以外の感想が出にくいからです。400文字800文字の原稿用紙を埋めるのに、到底足りません。
ハッピーエンドよりバッドエンドの方が読み終わった後の議論・感想が白熱しやすいのと同じです。
とは言っても、具体的に本を挙げたほうがわかりやすいと思いますので、私のおすすめの本をいくつかご紹介します。
読書感想文におすすめの本
読書感想文が書きやすい方をご紹介します。
犬と私の10の約束
- 作・サイトウアカリ
- KADOKAWA
- 265ページ
ペットを飼っているなら書きやすいはず。
あらすじ
母を亡くした12歳の女の子、あかりの家に迷いこんできた子犬ソックス。
犬嫌いの父の布団にもぐったり、同級生の進君とあっち向いてホイをしたりと、毎日を明るくする。でも、あかりもやがて成長し、ソックスから心が離れてしまう。
「たくさん話をして下さい」「年を取っても見捨てないで」。犬を飼うなら守って、と母に教えられた犬との10の約束をめぐる、小さな命の物語。
レビュー
「犬を飼っているので、飼っている犬をもっと大事にしようと思いました。」
Wonderワンダー
- 作・R・J・パラシオ
- ほるぶ出版
- 421ページ
あらすじ
生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。
一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。
レビュー
「子供たちがその家族がそれぞれの立場で考え、行動している。それぞれの視点で同じ人なんていないからこそ、希望があるのだと感じた。」
君たちはどう生きるか
- 作・吉野源三郎
- マガジンハウス
- 320ページ
あらすじ
知的好奇心旺盛な少年「コペル君」と、彼を亡き父親の代わりに見守る教養ある「おじさん」。そんなふたりの心温まるやりとりを通じて、生きる意味を平易に、深く説いた児童向け教養小説
レビュー
「何のために勉強するのか?正義とは何なのか?そんな子供の疑問に答えてくれる本でした。」
なにがあってもずっといっしょ
- 作・くさのたき
- 金星社
- 94ページ
ペットを飼っているならコレ。
あらすじ
犬の目線で書かれた犬と飼い主の絆の物語。「オレ、サスケ。イヌだ。サチコさんといっしょにいるときがいちばんたのしい。」
レビュー
「ページも少なく難しい漢字もないので、小学1年生でもすぐに読めました。」
ぼくらの七日間戦争
- 作、宗田理
- 2009年、角川
- 392ページ
昔からある王道の1つ。親世代も読んだことがある人もいるはず。
あらすじ
中学生の生徒たち主人公が、学校や先生たちに反応を起こします。学校の校則や親に不満を持った子供たちが集まり、自分たちだけの解放区を作ります。
大人たちはもちろん怒りますが、子供たちは立てこもり様々な方法で抵抗するのです。
子供vs大人の7日間に及ぶ大戦争が始まります。
レビュー
「子供たちが大人に反乱を起こすのがかっこいい」
「自分たちの解放区を作ったのがすごい」
読書感想文・本は何でもいいの?
読書感想文の本は何でもいいんです。
読書感想文だからと構える必要なんてないんです。
難しい本を読むより、普段から読んでいる本や自分が面白そうだなと思う本を読むことが大事です。自分が興味ない本を読んだって、良い読書感想文は書けません。
どんなジャンルでもOK
- 伝記
- エッセイ
- 小説
- ラノベ
- 恋愛
- フィクション
- 詩
短いものでもOK
- ページが少ないものでもok
- 続きもの、1巻めだけでもok
- 詩や短歌でもok
- 短編集の中の1つの話でもok
一応、全国読書感想文コンクールの規定によると、こうなっています。
本を読んだら、後は書くだけです。
まとめ
読書感想文の本はなんでもいいとは言っても、後に読書感想文を書くことを考えると読む本を選ぶべきです。
- 好きな本を読むべきか?
- 書きやすい本を読むべきか?
どちらを優先するかは自由です。
しかし、ある程度描きやすい本の方が読書感想文の筆の進みが早いです。
描きやすい方の方が苦手な子にとっても良いです。親もアドバイスしやすいですから。
以上、「読書感想文おすすめ本「書きやすいを目的に選ぶ」でした。
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