宿題代行に興味はあるけど、テレビやニュースで宿題代行がどう報道されてきたのか気になる方へ向けた記事です。
「宿題代行はネット上で賛否両論あるけれど、著名人がどういう意見を持っているのか知りたい。」
「宿題代行を利用したい。けど、世間の目が気になる…。」
宿題代行はモラル的に良くないとされている分、世論やテレビでの扱われ方が気になりますよね。
当記事では、宿題代行がテレビでどう取り上げられたのか?その中でコメンテーターがどんな発言をしたのかをまとめました。
宿題代行を利用してみたいけど、世論が気になる方へ当記事を読めば、宿題代行に対するモヤモヤが解消しますよ。
ぜひご覧ください。
宿題代行がテレビに取り取り上げられたか
宿題代行は2014年頃、テレビの報道番組やワイドショーで多く取り上げられました。
それ以前にも宿題代行が存在していましたが、テレビで取り上げられ一気に知名度が上がったのです。
宿題代行を取り上げた番組一例
- ノンストップ(フジテレビ)
- アッコにおまかせ(TBS)
- スッキリ(日テレ)
当時、なぜ一斉にテレビで報道されたのか?
その理由はよくわかりません。今でもそうですが、テレビってどのチャンネルでも同じ時期に同じ話題に触れること多いですよね。宿題代行もそうだったのでしょう。
テレビでの報道内容
宿題代行がテレビでどのように報道されたのかを見ていきましょう。
報道内容は、どの番組でもほぼ同じです。
- 宿題代行とは何か?
- 宿題代行の料金・仕組み
- 代行業者への取材
- 利用する人への取材
これらをまとめたVTRを流し、スタジオに入る出演者に意見を求めるといった感じです。
テレビでの宿題代行の取り上げ方は否定的です。宿題代行の存在を否定し、業者を否定し、利用する人を否定しています。
著名人の意見まとめ
次に宿題代行について述べている意見をまとめました。
加藤浩次の意見
「考えられない。自分の子供が受験受かるためなら、なんでもしたいみたいなことなんですよ!だから考え方ですよ!」
教育評論家・尾木直樹の意見
「子供にお金で何でもできるという歪んだ価値観を教えることになります」
尾木ママ的には、代行は駄目だけど親が代わりにやってあげるのはオーケーだそうです。親子の絆が生まれだそうです。
全てでは無いですが、大体の意見はこんな感じです。
予想はしていましたが、見事に反対・否定派ばかりです。
テレビでコメントする人たちは好感度が大事ですから、代行に賛成・肯定とは言い難いものです。
滋賀県のある小学高の校長の意見
彼は民間企業から学校の校長に就任された方です。
宿題代行について言及はしていませんが、宿題のあり方について話をしています。
「私の学校では一般的な宿題は出していません。宿題で生徒の学力が向上するとは考えていないからです。
例えば、漢字の宿題があるとします。
僕も経験があるのですが、漢字ノートに漢字を書くとき、まず左側のへんだけを一行ずらーっと書くのです。その後に、つくりだけを書いていく。
子供のころ、やったことある人もいるんじゃなですか?
そのやり方って、漢字の成り立ちやつくりを無視した書き方で、全く漢字の勉強になっていないんですよ。
完全に宿題が作業化している証拠です。」
宿題が作業化していて、意味のないものになっているという主張です。
これは宿題代行に賛成している人の意見にもあります。
テレビで報道された後どうなったか
テレビで大きく取り上げられた宿題代行は、今まで知らなかった世論へ衝撃を与えました。
議論はネットへの移り、賛否が交わされました。
数は反対派が圧倒的に多いです。モラル的には反対派の方が正論ですから。
ただ宿題代行に賛成の人の意見も、ごく正論です。宿題の問題点を無視したまま議論することが難しいように感じました。
文科省が宿題代行を禁止
2018年文部科学省が宿題代行の売買を禁止するよう大手フリマアプリ3社に要請しました。
あくまでフリマアプリと言う限られたところでの禁止ですが、このニュースには驚きました。
文科省の意図は、「代行は良くないと周知すること」だったようです。
世論の反応に押される形で、対応を迫られた結果の処置だったように感じます。
まとめ
宿題代行はテレビに取り上げられたことで、世間に周知され批判されてきました。
多くの人が否定的ですが、今後も宿題代行がなくならないでしょう。学校の宿題に子供や親がやる意味を見出せない限り、需要はなくならないからです。
宿題代行を批判する前に、宿題のあり方を批判する必要がありそうです。
以上、「宿題代行がテレビ・ニュースでどう取り上げられたのか?著名人の意見まとめ」でした。
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