子供にスマホルールは意味なし?誓約書では管理できない理由・スマホルールの決め方

子供にスマホルールは意味なし?誓約書では管理できない理由・スマホルールの決め方

子供にスマホルールを与えようと考えている方へ。

「子供にスマホを買い与えるときには、ルールが必要でしょうか?スマホ依存症になってほしくありません。」

「ルールは必要だと思いますが、あまりガチガチに縛りたくありません。必要最低限のルール決めはどうするべきでしょうか?」

スマホルールといっても、たくさんあります。さらに家庭によって、その内容も様々です。

あなたの家庭でのベストを決めましょう。

当記事では、スマホルールの決め方について、お話しします。

例え、親が子供のためと思い、スマホルールを決めたとしても、子供に不満があっては意味がありません。

子供は反発しますし、将来大人になったときに反動で、スマホにべったりなんてことになったら、元も子もありません。

テレビ禁止の家庭で育った人が大人になったら、朝から晩までテレビつけっぱなしの生活をしているなんて、よく聞く話です。

何のためにスマホルールを決めるのか?よく考えるようにしましょう。

親が子供に守らせたいスマホルール

スマホ

家庭によってスマホルールの内容は違います。あなたが子供にスマホルールを決める理由は何ですか?

  • スマホの使い過ぎはよくない
  • お金がかかるものはダメ
  • 良くないものには触れさせたくない
  • 犯罪に巻き込まれないために

と、色々とあるでしょう。具体的なスマホルールの一例をあげてみます。

  • 時間制限(○○時~○○時まで)
  • 使う場所の制限(学校ではダメ)
  • ダウンロードするアプリの制限
  • 課金の禁止
  • 個人情報・写真のアップ禁止
  • 歩きスマホはダメ
  • SNSの使用禁止
  • SNSでの情報発信禁止
  • SNSでの悪口禁止
  • 知らない人と連絡しない

などなど。家庭によっては、もっとあるでしょう。

課金ルールについては、こちらの記事にまとめてあります。

参考記事

子供の課金ルールどうする?禁止・許可制・小遣い性

手あたり次第ルールを決めると、子供もうんざりしてしまいます。適切なルールを程よくがいいでしょう。

あなたの家庭に合ったルールを考えましょう。

やりすぎスマホルールは意味なし?

何でもかんでもルールで縛るのは、よくありません。子供も親も疲れてしまいます。

スマホルールにも種類があるのです。それをごちゃごちゃにしないように、まずは整理しましょう。

  • スマホマナー
  • ネットリテラシー
  • 家庭のスマホルール

この3つです。それぞれお話しします。

スマホマナー

スマホを使うときのマナーです。

  • 電車・バスなどの公共の乗り物に乗ってるときは、電話しない
  • 映画館では電源を切る
  • 歩きスマホをしない

ルールというよりも常識なので、子供のうちから教えておきたいですね。

ネットリテラシー

ネットリテラシーとは
インターネットを使いこなす能力のことです。

ネットリテラシーを高めることは、犯罪に巻き込まれない・加害者にならないことにつながります。

  • インターネットの情報を全て信じない
  • 新たーネットの情報の正誤を判断できる
  • 自分の個人情報・写真をむやみにアップしない
  • 他人・友達の写真を許可なく勝手にアップしない
  • 他人のサイト・SNSの文章・画像を自分のサイト・SNSに載せない(著作権)
  • 知らない人とやりとりしない・会わない

大人でもできていない人いますよね。

家庭内のスマホルール

スマホを使い過ぎないための制限です。

  • 時間制限
  • 使用場所の制限
  • SNSの使用禁止・制限
  • 課金の禁止
  • ダウンロードするアプリの許可制
  • 親への定期連絡

家庭独自のルールがあったり、全くない家庭があったりと様々です。

誓約書では管理できない

スマホルールが守られなけらば、スマホを没収する約束をしている。誓約書を書かせている。という家庭があるそうです。

が、誓約書を交わしても、子供の行動は管理できません。なぜなら、

  • ルールは守られない
  • 管理しきれない

からです。

例えば、時間制限、使用場所の制限は、物理的にスマホを預かってしまえば、管理できます。しかし、スマホの中身はどうでしょうか。

アプリやSNSの中身まで管理することはできませんよね。そこは子供自身に任せるしかないのです。

子供は親に隠し事をするし、プライバシーもあります。あまり管理しすぎると、子供に不満しかなくなります。

守らせるのはマナーとネットリテラシーだけでいい

適度な制約は子供の不満や不信につながります。ほどほどにしたほうがいいです。

スマホを使うための最低限のルールとして、マナーとネットリテラシーだけは教えてあげましょう。大人・子供に関わらず、必要なスキルですから。

  • 使用制限はなし・または、ほどほどに
  • アプリは子供の自由に
  • 課金は禁止or支払わせるor自由に
  • マナーとネットリテラシーを守る

まとめ

子供がスマホばかりいじっていると心配になりますよね。しかし、だからといって取り上げるのはどうでしょう。

子供は不満だし、時には反発するでしょう。

北風と太陽と同じです。

ムリヤリ取り上げて制限するのではなく、子供自身の意志でスマホをやめるように仕向けてみては、いかがでしょう。


以上、「子供にスマホルールは意味なし?誓約書では管理できない理由・スマホルールの決め方」でした。

参考記事も合わせてご覧ください。