読書感想文コンクール入賞する5つのコツ・審査基準から考える

読書感想文コンクール入賞する5つのコツ

読書感想文コンクールで入賞したい人向けの記事です。

「読書感想文のコンクールで入賞したい。審査基準やコツがあるなら知りたい。」

「今までコンクールには何度かチャレンジしてきたが、入賞したことがない。なんでだろう」

そんな悩みにお答えします。

読書感想文コンクールの審査基準ってわからないですよね?コンクールの審査基準って公表されていない場合のほうが多いんです。

たとえ公表されていても、その審査基準をもとに本当に審査しているのかは不明です。結局、審査する人の好みによるところが大きいのは事実のようです。

とは言っても、一応コツはあります。

読書感想文コンクールの受賞を目指す人へ。

当記事では、読書感想文コンクールで受賞するコツをまとめました。これを読めば、あなたの受賞の手助けとなるでしょう。

どうぞご覧ください。

読書感想文コンクールで受賞するコツ

読書感想文コンクールといっても、様々な出版社や団体が主催しているものが数多くあります。

しかし受賞するコツはどのコンクールでも同じです。

  • 募集要項を守る
  • 文字数
  • 子供らしい文章
  • 独自の視点がある
  • 審査員の好み

それぞれ詳しくお話しします。

コツ1 応募要項を守る

「応募要項を守る」なんて当たり前だと思われるかもしれませんが、意外と守られていないので注意しましょう。

応募要項が守られていないと、そもそも審査の対象にもならないので、応募要項をしっかりとチェックしておきましょう。

チェックすべき応募要項を整理してみます。

文字数

〇〇から〇〇文字以内と指定されている文字数を守りましょう。

文字数って、どこまで含まれるのかわかりにくいのでお話しします。

基本は主催してるコンクールのルールに則ってすべきですが、ここでは一般的な文字数の数え方を解説します。

  • タイトルや学校名・名前は文字数に含まれない
  • 段落が変わったときの空白や一文字下げるは、文字数にカウントされます。

自由図書

自由図書の部門で応募する場合、ジャンルは不問のことが多いです。しかし、コンクールによっては規定が違うのでよく確認しましょう。

  • 和訳本はokか?
  • 詩・短編はokか?
  • フィクションはokか?
  • 続き物の1冊でもokか?

個人応募可能か?

個人応募可能のコンクールは問題ありませんが、学校を通じて応募することが条件のコンクールもあります。

その場合は、学校の先生に頼まなければなりません。できるなら国語の担当の先生に頼むのが良いでしょう。

できるだけ応募期限に余裕を持って、お願いするのが良いですよ。

コツ2 文字数

指定された文字数に対し、どのくらい書けば良いのでしょう?

結論から言えば、文字数に対して目一杯です。

文字数を超えるのは応募規定に反するのでダメですが、指定された範囲内ならできるだけ多い文字数まで書きましょう。

指定された文字数なら短くてもオーケーなのでは?と思われるかもしれませんが、これは審査員の心証の問題です。

例えば、ダンスをするとき広い舞台が用意されているのに、舞台のほんの一部しか使わなかったら?表現する場があるのに、それを活用していない、やる気がないと審査員は捉えてしまいます。

与えられた表現の場で、目一杯表現する。与えられた文字数の中で目一杯表現するのは、審査員にアピールすることにつながります。

コツ3 子供らしい文章

子供らしい文章とは、年齢・学年に合った文章表現ということです。

小学生向けのコンクールでは、あまり大人っぽい表現は好まれません。わざわざ難しい言葉を使ったりしないほうがいいです。

子供自身が普段使っている言葉で素直に書くほうが、作者自身の言葉として審査員に伝わりやすいからです。

対して中学・高校生向けのコンクールでは、子供っぽすぎる表現や文章は避けるようにしましょう。

一人称は「私」にしたり、口調を「である調」にするだけでも印象が変わります。

コツ4 独自の視点がある

オリジナリティーがあることが大事です。

同じ課題図書で読書感想文を書くと、皆同じような感想、主張になりがちです。その中で頭1つ抜けでるためには、他の人にはない独自の視点で本を読み込むことが重要です。

ただし、あまりに独創的すぎるものはNGです。その兼ね合いが難しくもあります。

ポイントとしては、

  • 独自の視点を持っていること
  • 素直であること(独創的すぎはNG)
  • 主張に説得力があること

課題図書は、教訓を含んだもの、社会情勢を踏まえたもの、道徳的なものが多く選ばれます。

そのため、感想・主張は1つに限られがちです。その中でどう個性を出していくかがコツです

コツ5 審査員の好み

これを言っては元も子もないのですが、結局のところ受賞するかどうかは、審査員の好みによるところが大きいです。

ですので、いろいろなコンクールに応募してみるのも1つの手です。重複応募が可能なコンクールもありますし。

まとめ

コンクールで受賞するためには、応募要項を守った上で、人と違う読書感想文である必要があります。

とは言え、狙いすぎたり、審査員に媚びるような文章はやはり見破られてしまいます。思ったことを素直に書いた文章にはかなわないです。

あまり意識しすぎずに自分らしい文章を意識しましょう。


以上、「読書感想文コンクール入賞する5つのコツ・審査基準から考える」でした。

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