読書感想文コンクールで入賞したい人向けの記事です。
「読書感想文のコンクールで入賞したい。審査基準やコツがあるなら知りたい。」
「今までコンクールには何度かチャレンジしてきたが、入賞したことがない。なんでだろう」
そんな悩みにお答えします。
読書感想文コンクールの審査基準ってわからないですよね?コンクールの審査基準って公表されていない場合のほうが多いんです。
たとえ公表されていても、その審査基準をもとに本当に審査しているのかは不明です。結局、審査する人の好みによるところが大きいのは事実のようです。
とは言っても、一応コツはあります。
読書感想文コンクールの受賞を目指す人へ。
当記事では、読書感想文コンクールで受賞するコツをまとめました。これを読めば、あなたの受賞の手助けとなるでしょう。
どうぞご覧ください。
読書感想文コンクールで受賞するコツ
読書感想文コンクールといっても、様々な出版社や団体が主催しているものが数多くあります。
しかし受賞するコツはどのコンクールでも同じです。
- 募集要項を守る
- 文字数
- 子供らしい文章
- 独自の視点がある
- 審査員の好み
それぞれ詳しくお話しします。
コツ1 応募要項を守る
「応募要項を守る」なんて当たり前だと思われるかもしれませんが、意外と守られていないので注意しましょう。
応募要項が守られていないと、そもそも審査の対象にもならないので、応募要項をしっかりとチェックしておきましょう。
チェックすべき応募要項を整理してみます。
文字数
〇〇から〇〇文字以内と指定されている文字数を守りましょう。
文字数って、どこまで含まれるのかわかりにくいのでお話しします。
基本は主催してるコンクールのルールに則ってすべきですが、ここでは一般的な文字数の数え方を解説します。
- タイトルや学校名・名前は文字数に含まれない
- 段落が変わったときの空白や一文字下げるは、文字数にカウントされます。
自由図書
自由図書の部門で応募する場合、ジャンルは不問のことが多いです。しかし、コンクールによっては規定が違うのでよく確認しましょう。
- 和訳本はokか?
- 詩・短編はokか?
- フィクションはokか?
- 続き物の1冊でもokか?
個人応募可能か?
個人応募可能のコンクールは問題ありませんが、学校を通じて応募することが条件のコンクールもあります。
その場合は、学校の先生に頼まなければなりません。できるなら国語の担当の先生に頼むのが良いでしょう。
できるだけ応募期限に余裕を持って、お願いするのが良いですよ。
コツ2 文字数
指定された文字数に対し、どのくらい書けば良いのでしょう?
結論から言えば、文字数に対して目一杯です。
文字数を超えるのは応募規定に反するのでダメですが、指定された範囲内ならできるだけ多い文字数まで書きましょう。
指定された文字数なら短くてもオーケーなのでは?と思われるかもしれませんが、これは審査員の心証の問題です。
例えば、ダンスをするとき広い舞台が用意されているのに、舞台のほんの一部しか使わなかったら?表現する場があるのに、それを活用していない、やる気がないと審査員は捉えてしまいます。
与えられた表現の場で、目一杯表現する。与えられた文字数の中で目一杯表現するのは、審査員にアピールすることにつながります。
コツ3 子供らしい文章
子供らしい文章とは、年齢・学年に合った文章表現ということです。
小学生向けのコンクールでは、あまり大人っぽい表現は好まれません。わざわざ難しい言葉を使ったりしないほうがいいです。
子供自身が普段使っている言葉で素直に書くほうが、作者自身の言葉として審査員に伝わりやすいからです。
対して中学・高校生向けのコンクールでは、子供っぽすぎる表現や文章は避けるようにしましょう。
一人称は「私」にしたり、口調を「である調」にするだけでも印象が変わります。
コツ4 独自の視点がある
オリジナリティーがあることが大事です。
同じ課題図書で読書感想文を書くと、皆同じような感想、主張になりがちです。その中で頭1つ抜けでるためには、他の人にはない独自の視点で本を読み込むことが重要です。
ただし、あまりに独創的すぎるものはNGです。その兼ね合いが難しくもあります。
ポイントとしては、
- 独自の視点を持っていること
- 素直であること(独創的すぎはNG)
- 主張に説得力があること
課題図書は、教訓を含んだもの、社会情勢を踏まえたもの、道徳的なものが多く選ばれます。
そのため、感想・主張は1つに限られがちです。その中でどう個性を出していくかがコツです
コツ5 審査員の好み
これを言っては元も子もないのですが、結局のところ受賞するかどうかは、審査員の好みによるところが大きいです。
ですので、いろいろなコンクールに応募してみるのも1つの手です。重複応募が可能なコンクールもありますし。
まとめ
コンクールで受賞するためには、応募要項を守った上で、人と違う読書感想文である必要があります。
とは言え、狙いすぎたり、審査員に媚びるような文章はやはり見破られてしまいます。思ったことを素直に書いた文章にはかなわないです。
あまり意識しすぎずに自分らしい文章を意識しましょう。
以上、「読書感想文コンクール入賞する5つのコツ・審査基準から考える」でした。
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