大学の学費を自力で用意することを考えている方へ。
「親に学費の援助をしてもらえないのですが、自力で学費を用意することはできるでしょうか?」
「学費をバイトで稼ぎながら、学業と両立できるか不安です。」
日本の大学生のほとんどが親に学費を出してもらっています。学費を自力で・・と考えているあなたは素晴らしい。この記事が少しでもあなたの助けになれば幸いです。
大学の学費はいくらかかる?
まずは学費がいくらかかるかを知っておきましょう。目指す大学が決まっている方は、大学のHPで調べるのが確実です。
まだ決まっていない方のために、だいたいどのくらいかかるのか目安を載せておきます。参考に。
とある国立大学
- 入学金 28万
- 授業料 年間54万
とある私立大学
- 入学金 26万
- 授業料 前期42万 後期42万
- 設備費等 前期12万 後期11万
- ーーーーー
- 前期80万 後期53万 計 133万
合格したら、入学金と前期授業料を支払うことになります。授業料は年2回だいたい3月と9月に納付期限のある大学が多いようです。
ちなみに、入学金は入金を辞退したとしても返ってきません。滑り止めを多く受験する場合にはご注意を。
実家から通えるなら問題ありませんが、一人暮らしするとなると、生活費が必要になります。家賃、光熱費、食費など最低でも10万はかかります。
学費の免除制度を利用する
条件に当てはまれば、学費の免除が受けられます。自分が条件に当てはまっているか調べてみましょう。
大学無償化
年収が低い家庭向けの制度です。条件は以下の通り。
- 年収380万円以下の家庭
- 申請前の成績審査なし、学業に意欲があること
- 進学後の成績審査あり
年収の条件のみですね。ただし国が認定した大学、短大、専門でなければ利用できません。事前に確認しておきましょう。
給付型奨学金とこの学費の免除を併用することで、学費ゼロで大学に通うことが可能です。
奨学金
実は奨学金はいろいろな団体が運営しています。条件も様々です。色々と調べて情報を仕入れた方が勝ちです。
大学経由でしか申し込めないものもあります。
日本学生支援機構が運営している奨学金が有名です。奨学金には給付型と返済型があります。
教育ローン
教育ローンには公的なものと民間があります。ここでは国が運用している公的ローンについてお話しします。
- 年収350万円以下の家庭
- 返済期間最長15年
- 固定金利
- 融資元 日本政策金融公庫
自力で学費を用意することは可能か?
奨学金などを利用しないで学費を用意するのは無謀です。学生のバイトにも限界がありますから。学業と両立を考えれば、頑張ってもバイトで月10万円が限界でしょう。
学費は事前に用意しておく必要があります。留年して学費を貯めつつ、受験勉強するのもありでは?
以上、「大学の学費を自力で用意することは可能か?」でした。
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