親が使っていたiPadを子供に譲ろうとしている方へ。
新しいiPadを買ったから、もう使わなくなったから‥。そんな理由で子供にiPadをあげる人も多いでしょう。
しかし、iPadをそのまま渡してはいけません。
子供が親の意図しない使い方をしてしまうことがあるからです。例えば、勝手に課金をしてしまったり、触って欲しくないアプリを使ってしまったり。
そのようなことを防ぐために、子供にiPadを渡す前にするべきことがあります。
当記事では、親のiPadを中古として子供に譲るときに注意することをお話しします。
iPadを子供にそのまま渡すデメリット
そのまま子供に渡すのは、よくありません。
- 勝手に課金される
- 子供に悪影響のあるサイト、動画の閲覧
- 許可していないアプリのインストール
- iPadの長時間使用
などなど。特に、親のクレジットカードが登録されたままにしておくのは危険です。
ゲームアプリでの課金、ネット通販での買い物など。クレジットカードの情報を登録していませんか?子供は悪気なく使ってしまうので、注意が必要です。
また親がiPadとiPhone両方使っていて、同じアカウントで両方とも使っている場合は、気を付けましょう。
同じアカウントのiPadとiPhoneは同期しています。そのiPadをそのまま子供に譲ると、子供がiPadをいじると親のiPhoneもいじれてしまいます。
子供用のアカウント設定
iPadとiPhoneの同期を切るためにも、子供に譲るiPadのアカウントはログアウトしましょう。
- 「設定」の一番上のアカウントをタップ
- 「ログアウト」をタップ
ログアウトしたら、新たに子供用の新規アカウントを作りましょう。
アカウントを作るのに必要なのは、メールアドレスだけです。さらにパスワードを設定して、指紋認証のために指紋も登録します。
子供のアカウントを作ることで、勝手に課金されるなどのトラブルがなくなります。
パスワードは教えない
子供のアカウントを作るときに、パスワードは教えないことをおすすめします。
子供のiPad使用を親が管理、制限するためです。
子供にiPadでして欲しくないこと、ありますよね。
- 課金
- アプリのインストール
- SNS
- 悪影響のあるサイト、動画の閲覧
- 長時間の使用
- 決められた時間以外の使用
これらはiPadの設定で制限することができます。
この制限の設定を勝手に変えられなくするために、パスワードは教えないようにしましょう。
パスワードを知らなくても、iPadは使えます。これも「設定」でパスワードを要求する項目を選べるからです。
「設定」→「touch IDとパスコード」で、iPadのロック解除にパスワードを使わないようにする、などすれば大丈夫です。指紋認証だけでiPadのロック解除はできます。
親がiPadのロック解除するためにも、親の指紋も登録しておきましょう。
対して、制限したいものにはパスワードを要求するようにします。例えば、
- 課金
- アプリのインストール
これらをするのにパスワードが必要にしておくだけで、使用制限ができます。
ただ、一点だけ注意です。
iPadの再起動の際には、必ずパスワードの入力が必要になります。
- iPadの充電が切れたとき
- 電源を切ったとき
再起動のときに、子供自身では再起動できなくなるので注意しましょう。
子供にiPadを譲るときにするべきこと
- 親のアカウントをログアウトする
- 子供用のアカウントを作る
- 子供用の制限設定をする
- パスワードは教えない
これで親の中古のiPadを渡しても、安心して使えます。
以上、「親のiPadを中古として子供に譲るときに注意すること」でした。
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