FPの試験を受けるには|申し込みから結果発表まで分かりやすく解説

FPの試験を受けるには|申し込みから結果発表まで分かりやすく解説

FPの試験を受けたいけど、分からないことがある方へ。

「資格の試験を受けるのは初めてです。どんな風に受験するのか知りたいです。」

資格の試験は申し込みから当日に試験を含めて、全てを一人でこなさなければいけません。不安ですよね。

当記事では、FP試験の疑問をまとめました。初めてで分からないことが多くありますよね。少しでも不安を解消できるようにFP試験の流れをお話しします。どうぞご覧ください。

FPの試験内容

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は3つあります。ここではファイナンシャルプランニング技能士の資格について、お話しします。

学科試験と実技試験の両方を受けます。両方で合格点に達っしなければ合格になりません。

学科試験

マーク形式。1級のみマーク形式+記述問題。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続、事業承継

合格基準は、1級200点満点中120点以上、2、3級60点満点中36点以上

実技試験

実技試験は選択制です。申し込みのときに、どのテーマで受験するのかを選択します。

1級

資産設計提案業務か資産相談業務。

2級

  • 資産設計提案業務
  • 個人資産相談業務
  • 中小事業主資産相談業務
  • 生保顧客資産相談業務
  • 損保顧客資産相談業務

3級

  • 資産設計提案業務
  • 個人資産相談業務
  • 保険顧客資産相談業務

合格基準は、

  • 1級(資産相談業務)・200満点中120点以上
  • 1級(資産設計提案業務)・100点満点中60点以上
  • 2、3級 50点満点中30点以上

FP試験の申し込み

ノートとペン

3級は誰でも受けることができます。2級を受験するには3級合格が、1級を受験するには2級の合格が必要です。飛び級はできない仕組みです。

申し込み方法

FP試験を主催している「日本FP協会」か「金財」のどちらかで申し込みをします。どちらで申し込んでも試験日、試験会場は同じです。

違うのは試験問題です。学科試験は同じですが、実技試験の内容が異なります。

例えば、3級だと、学科試験はどちらも共通のマークシート形式。実技試験は記述問題です。3つのテーマ(資産設計提案業務、個人資産相談業務、保険顧客相談業務)から選びます。申し込みの時点で選ぶので、「どのテーマで受験するか=どっちの主催団体から申し込みか」になります。

自分の得意なテーマで実技試験を選ぶと良いです。

申し込みから試験日まで

申し込みが済んだら、あとは勉強しながら待つだけ。

試験日は年3回。5月、9月、1月です。

受験票が郵送されてきます。名前など間違えがないかよく確認しておきます。写真を用意して、受験票に貼るのを忘れないように。

FP試験日当日

試験会場には余裕を持っていきましょう。遅くても30分前には着くようにしましょう。

  • 1級 10:00〜12:30 13:30〜16:00
  • 2級 10:00〜12:00 13:30〜15:00
  • 3級 10:00〜12:00 13:30〜14:30

当日の持ち物は

  • 受験票
  • 身分証明書
  • 筆記用具
  • 電卓

このほかに、お昼を持っていくことをオススメします。お昼休憩は短いので、買いに行くより持って行った方が安心です。

体温調節ができるように脱ぎ着できる服を持っていきましょう。夏はエアコンが効き過ぎていることも考えて、上着やブランケットがあった方がいいです。

結果発表

試験の模範解答は、試験当日17時ごろに日本FP協会のHPに公開されます。

試験の結果は郵送です。さらに合格した人のみ、合格証書が送られてきます。


以上、「FPの試験を受けるには|申し込みから結果発表まで分かりやすく解説」でした。

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