宿題代行は違法・犯罪ではない「ズルするなら堂々と?」

宿題代行は違法・犯罪ではない「ズルするなら堂々と?」

宿題代行を利用してみたいけど、宿題代行は犯罪に当たるのではと心配な方へ。

「宿題代行って人をだましているわけだから、何かしら違法になるのかな?」

「宿題代行を利用した人や代行業者が罪に問われるとこはないの?」

心配なのはよくわかります。

ズルをしている罪悪感と合わさって余計に不安になりますよね。

しかし大丈夫です。

宿題代行は違法ではありません。

当記事では、具体的に違法でない理由を解説します。宿題代行を利用するのが不安な方へ、当記事を読めば不安が解消しますよ。

どうせ利用するなら、堂々と自信を持って利用したいですよね。

どうぞご覧ください。

宿題代行が違法でない理由

宿題代行は違法ではありません。

ただ宿題を出された本人がやらずに、他人がやって本人がやったと偽っているので、悪いことをしている気になりますよね。

もちろんモラル的にいけないのは、当たり前ですが。

具体的に説明していきます。

だましていても詐欺ではない

人を騙す=詐欺ではありません。

詐欺罪として罪になるには、被害者がいないと成立しないからです。

宿題代行の被害者は誰でしょうか?

考えられるのは学校ですが、学校は特に被害を受けていませんよね。嘘をつかれたことにはなりますが、それによって損害を受けてはいません。

例えば、テスト中のカンニング。

カンニングはいけないことで見つかれば叱られます。しかし、カンニングをして警察に捕まるか?というと、そうではありません。

それと同じ感覚でしょう。

宿題代行に損害賠償は問えない

例えば、学校が宿題代行業者を訴えたとします。学校の業務(宿題)を妨害したという理由です。しかし学校には実際の損害がないので、罪に問えません。

そもそも代行業者は子供、親に依頼されて代行を行っています。別にムリヤリ子供たちから宿題を取り上げ、宿題をする機会を奪っているわけではありません。

またカンニングを例にすれば。

テストの点数をゼロにするなどカンニングをしたことへのペナルティーはあるでしょう。しかしテストを妨害したから、損害賠償として罰金があるかといわれれば、そこまでではありません。

利用者も業者も悪くない

宿題代行サービス自体が違法なのでは?という疑問を持つ人がいますが、代行サービス自体も違法ではありません。

宿題代行を利用することで、金やものに損害が出ないからです。

代行業者が料金やサービスを提示し、利用者がそれに納得して料金を支払い、サービスを受けます。

代行業者がサービスを偽りなく提供しているなら、売買契約として何の問題もありません。たとえ料金が高額でも、違法性はないのです。

宿題代行の利用者・業者ともに、違法なことは何もないのです。

まとめると…。

  • 宿題代行は違法ではない
  • 加害者も被害者も存在しない
  • 利用者も業者も悪くない

代行作品が受賞したら罪になる?

表彰台

結果を先に言えば、罪にはなりません。

例えば、受賞をして何らかの賞品や賞金を得たとしましょう。

そのあとで作品が宿題代行を利用したものだと発覚した場合、すぐに受賞は取り消しになるでしょう。賞品や賞金も返却しなければいけないでしょう。

しかしそれが罪になるか?と問われれば、罪ではありません。宿題代行でズルをしたという不名誉を得るでしょうが、その程度です。

不正・ルール違反であっても犯罪ではないのです。

そもそも学校の宿題が受賞するということは、学校の先生が勝手に生徒の作品をコンクールに応募しているということです。

「勝手に」は少し語弊があるでしょうが。コンクールに出すから作品を提出しろって言われたことありますか?

夏休みに描いた絵や読書感想文をまとめて、または選りすぐって先生がコンクールに応募しています。

つまり生徒がコンクールに出すつもりで作品を提出していないので、なおさらだます気はなかったという主張が通るわけです。

宿題代行は違法でないからやってもいいのか?

宿題代行を利用するかどうかは個人の自由です。

宿題代行をするときに心配になるのが、違法ではないかどうかです。宿題代行が違法ではないと分かった今、代行を利用するのに罪悪感を持つ必要があるのでしょうか?

不正・ルール違反だが、犯罪ではない。だからバレなきゃやっても良いという極論が成り立ちます。

宿題代行の何が悪いの?罪悪感なんかない。と言うような人は宿題代行を利用しても堂々としていられます。精神的に強い人です。

しかし少しでも罪悪感がある人はやめておいた方が良いでしょう。後悔するくらいなら、時間をかけて宿題をしましょう。

今後宿題代行は違法になるのか?

可能性はありますが、低いでしょう。

宿題代行業者に規制をかける事は今後あり得るでしょう。

実際に2018年文科省がフリマアプリでの宿題代行の売買を禁止しました。

このまま規制がフリマアプリから広がっていくことは充分に考えられます。

しかし、宿題代行自体が罪になる法律が新たにできるとは考えにくいです。宿題代行が罪として成立しないからです。

どちらにしろ利用者が罪に問われる事はないでしょう。

まとめ

宿題代行は違法ではありません。

とは言え、モラル的に良くないのは議論するまでもありません。

全てが利用する人に委ねられています。宿題代行をズル・不正と捉えるのか?、効率化・手段と捉えるのか?

一人ひとりの考え方次第です。


以上、「宿題代行は違法・犯罪ではない「ズルするなら堂々と?」でした。

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